9.ホラー映画に引きつけられる理由~『新感染ファイナル・エクスプレス』『イット・フォローズ』~

こんにちは。

暖かな気温が続きもうすぐ春だなと思っておりました。

今朝起きたら一面の雪。

どうなっているのでしょうかねえ。

 

(岐阜の白川郷)

 

ゾンビが大量に追いかけてくる『新感染ファイナル・エクスプレス』

 

(画像引用:「映画.com」

 

大傑作だと思います。

ゾンビ映画としてもホラー映画としても化学兵器映画としても、

そして、親子愛・自己犠牲を詠った映画としてもです。

 

ホラー映画をレンタル店で手に取るとき

 

 

「ホラー映画を観たい!」という気持ちに突然なることがあります。

私は怖がりなのです。

にもかかわらず、引き付けられるように『ホラー映画』の棚に行きます。

DVDの表の写真を見て怖がり、裏の解説を見て怖がります。

それを見た時は、借りるのを止めようと思うのです。

そして、『ドラマ映画』『SF映画』の棚に移動。

 

ところが、また『ホラー映画』に戻ってきます。

毎日ではなく、一週間に1度くらいです。

 

 

ホラー映画は、自分自身とこの社会との関係性を確かめるもの

 

人はこの世に突然産み落とされます。

人の前に無防備に放り出されます。

自由に振る舞えるのは1歳くらいまででしょうか?

その後は親の思惑を察しながら生きます。

幼稚園に入れば、自分とは全く異なった幼児の中でもみくちゃにされます。

 

思春期、

青年期、

就職。

適応できることもあれば、困難なこともあります。

ドロップアウトすることや引きこもることもあります。

 

この世に合わない、人と合わない。

このように思うことも多いことでしょう。

しかし、一人で生きていくことには変わりありません。

 

私は社会や人と上手く行かない時に、ホラー映画を借りるようです。

 

映画をみながら感じ考えていると、

ホラー映画の舞台と登場人物は、この世の写し鏡のようなものだと感じることが多いです。

残酷、恐怖、不安、高圧的な社会の仕組み、心の奥底では何を考えているか分からない人々、このようなことのエッセンスは映画も実社会も同じではないかと思います。

同じだからこそ、映画を観ることで、日々のストレスを癒し、時には生きる知恵を得ることがあるのでしょう。

 

『イット・フォローズ (2014)』(IT FOLLOWS)の掟

 

 

最近、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の『イット・フォローズ』を観ました。

 

 

(画像引用:映画.com

 

上のポスターには、こんな「掟」が書かれています。

 

“それ”は人にうつすことができる。
“それ”はうつされた者にしか見えない。
“それ”はゆっくりと歩いて近づいてくる。
“それ”はうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。

 

この「それ」とは何でしょうか?

 

私にはまだ何かはわかりません。

 

しかし、映画の「それ」を見つめることで

実社会に生きる私の奥底に潜むものを顕在化させます。

ホラー映画の力だと思います。

 

(ある映画批評では、『イット・フォローズ』のテーマは「生と死と愛」だと言っていました)

 

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9.ホラー映画に引きつけられる理由

 

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