12.「ゴーン・ガール」・・・結婚生活とは?

12.「ゴーン・ガール」・・・結婚生活とは?

こんにちは。

 

みなさんは、ご自分だけの素敵な散歩道をお持ちですか?

 

(画像引用:kyoto-masters)

 

今日、目的地を探してぐるぐると路地を回っておりましたところ、

小さな小川の脇を木々が覆っている小路を見つけました。

7月の日差しが葉っぱからこぼれていました。

 

いつか、車をそばに置いて小路をゆっくりと歩いてみたいです。

 

さて、洋画『ゴーン・ガール』について感想を書きます。

 

 

怖そうだから観ていない、と店員さん

 

いつものDVD店で、お店の方に「これ、面白いですか?」と尋ねると、

「観ていないんです。ママ友の間では『怖い。観ないほうがいい』という評判だから」

との答えでした。

 

弱虫の私ですが、主演俳優ののベン・アフレックが好きなので思い切って借りました。

『ザ・コンサルタント』で彼にすっかり魅了されましたから。

 

(画像引用・アイキャッチ画像:映画.com)

 

『ザ・コンサルタント』で、さすが合理的でトップダウンのアメリカらしいと思う場面があります。

経理調査に与えられ帳簿でいっぱいの会議室が、一瞬のうちに片付けられてしまう場面です。

片付けのプロがいるんですね。

 

プロといえば、片付けは個人ではなかなか手が付けられない時があります。

お部屋やお家の片づけは、プロの便利屋に依頼するのがいいかもしれませんね。

https://www.eiki-kk.com/benriya/

 

 

 

普通なのは二人だけ

 

映画には、いろんな役柄の人物が登場しますね。

私が安心して観ていられる人物を「普通」と呼ぶならば、

「普通」の人物は、ニック(ベンアフレック)の双子の妹マーゴと、二人が雇った弁護士タナー・ボルトだけ。

妹のマーゴは常識的で人情があり、弁護士のタナ―は「世間」を代表する人物。

その意味で、二人の考えと心情には賛否あるものの「普通」な二人です。

 

女性刑事ロンダ・ボニーも「普通」の一人だったはずなですが、世間の評価に右往左往されて頼りない。

 

 

主人公の二人こそ、普通じゃない

 

そもそも、主人公である夫婦が不安定な人物なのです。

  • ニコラス・ダン (ベン・アフレック: 失踪したエイミーの夫)
  • エイミー・エリオット・ダン -(ロザムンド・バイク: ニックの失踪した妻)

 

(画像引用:knoriのブログ)

 

 

■以降は、ネタバレあり■

 

妻、エイミーが嫉妬深くて冷酷なのは明らか。

問題は、夫、ニック。

 

始終ニックを「普通」だと思いながら、共感を持ちながら味方していたのですが、裏切られた思いでした。

エイミーの罪をマスコミに暴くかと思いきや、最後の最後で、仲の良い夫婦を演じていくことに決める。

この時の、エイミーに従うニックの眼がうつろなんです。

自分の信条がエイミーの悪魔的な強さに負けた瞬間を見事に表していました。

 

ニックの浮気に嫉妬するエイミー、これは普通。
その後のエイミーの復讐と、彼女の意思(狡猾で計算された誘導)に巻き込まれていくニックが尋常ではないです。

 

 

これが普通なのかも・・・・

 

しかし、「実際」の結婚とはどんなものなのか?

 

エイミーのニックに対する台詞「わたしの気に入るように、努力するあなたが好き」に代表されるように、
相手自身を大切にするよりも、自分が望む理想像を相手と結婚に求める身勝手さが、そもそも結婚には存在しているのかもしれませんね。

 

夫婦を演じることで結婚を維持する心情は、現実には多くの夫婦に共通するものがあるのかもしれません。

 

「普通の結婚生活とはいったい何か?」

「映画の中の結婚生活を普通じゃないとあなたは言うけれど、ではあなたの結婚はどうなのよ?」

このような問いを私たちに突きつけるからこそ、この映画は「怖い」のです。

 

一般化しますと、自分自身に問いかけてくるからこそ、その厳しさを求めて今日も映画館に参るのかもしれませんね。

 

 

今までの投稿記事

 

1.余ったチケットを映画館前で売る。

2.映画の時間2時間は、長くないですか?

3.DVD再生機を買った!

4.変な人ばかり登場する『クリーピー 偽りの隣人』。

5.「万引き家族」を映画館で観た。

6.「カメラを止めるな!」と「桐島、部活やめるってよ」

7.将来の映画館はどうなるのか?

8.『ありがとう、トニ・エルドマン』と入れ歯

9.ホラー映画に引きつけられる理由

10.「ラブリーボーン」:亡くなった者と残った家族の想い

11.アメリが世間と折り合いをつけるまで

12.「ゴーン・ガール」・・・結婚とは?

コメントする