11.アメリが世間と折り合いをつけるまで

こんにちは。

 

昨日まで汗ばむ陽気でしたが、今朝は肌寒いほどです。

最高気温も5度ほど下がり、25度程度が一週間続くそうです。

 

今回は洋画『アメリ』について思うことを書きます。

 

(画像引用:Hule)

 

『シャイプ・オブ・ウオーター』を観ていたら『アメリ』を思い出しました。

 

『アメリ』は今まで何度も観てきました。

その都度、新たな発見がありました。

 

が、今回は『シャイプ・オブ・ウオーター』を鑑賞後に『アメリ』を思い出しました。

 

(画像引用:Amazon)

 

『シャイプ・オブ・ウオーター』の主人公イライザは、不器用な人。

これは彼女が発話障害を持っていることが影響しているのかもしれませんし、不器用だから発話が苦手になったのかもしれません。

ものの順序というのは、考えても意味があったことはないのでここではスルーしますね。

 

(画像引用:FASHON PRESS)

 

不器用とは申したものの、イライザは卵を通して「彼」に近づこうとします。

社会とのつながるための道具を知っているのです。

 

 

不器用

 

これはアメリも同じです。

「不器用」というと「ちょっと苦手なことが多い」程度で使うことが多いですし、「手先が器用ではない」という動作の意味で語られることが多いですね。

 

でも、「人とのかかわり方が不器用」「コミュニケーションんが不器用」「生き方が不器用」となると、結構一大事なのです。

 

アメリは「社会との折り合いが苦手な娘」。

社会や人に対して臆病なだけでなく、どうも社会を認識する方法に難点があるようです。

 

だから大人になっても一人遊び。

・クレーム・ブリュレの表面をスプーンで割る

・サン・マルタン運河で石を投げ水切りをする

・この瞬間にパリで何人が「達した」か妄想する

 

(画像引用:ユニフランス)

 

チョッと雑談を。

「私、一人遊びの天才なの」という台詞が突然浮かびました。

これ、何という映画の誰の台詞でしたっけ?

 

元に戻りますね。

 

一人遊びのアメリも、だんだんと人と関わるようになりますね。

でも、直接ではなく、いたずらを通してです。

この関わり方がある意味で犯罪的になるのは、不器用なアメリだからこそです。

 

それでも、このいたずらで人が幸せになることを知ったアメリ。

社会と少しづつ折り合いをつけていきます。

いわゆる「成功体験の積み上げで自分に自信をつけ始める」のですね。

 

アメリが好きになった青年は、スピード写真のボックス下に捨てられた他人の証明写真を収集する趣味を持つニノ。

写真は生の人間ではありません。

写真を通してというワンステップがニノには必要であり、そんなニノをアメリが好きになったのも無理はありません。

お似合いのカップルです。

 

(画像引用:IMDb)

 

 

 

折り合いをつけることって、何とむづかしいことなのだろう

 

私は保育園で一言もしゃべりませんでした。

小学校1年まで。

2年生からはうるさいくらいのおしゃべりになりました。

そして、中学2年からは本の世界に逃げ込みました。

 

 

アメリもイザベルも社会・人・職場・世間と、自分なりの折り合いをつけることが出来ています。

 

しかし、人が不気味で、世間が怖くて、なかなか関れない人も多いです。

はたから見ていると、あと一歩を踏み出せばよいのにと感じる瞬間がありますが、この一歩がとてえも長い距離なのでしょう。

 

でも、いつかは自分なりでいいから、、、、

一歩を踏み出せますように、、、、、。

 

 

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