レンタルDVD店と映画館

目次

1.映画館派? それともDVD派?

・映画興行収入とDVD売り上げ収入
・2017年映画館興行収入
・2016年レンタルDVD売り上げ
・映画に触れる回数の比較
・私が映画館に行くとき

 

2.レンタル店の棚からDVDを探す

・DVDの配架方法について
・特別コーナー

 

3.「図書館司書」と「レンタル店司画」という資格

・図書館司書
・レンタル店司画という資格を設けて欲しい

 

1.映画館派? それともDVD派?

 

映画はどこでご覧になっていますか?
映画館ででしょうか?
それともDVDで映画を楽しんでいらっしゃいますか?

 

映画興行収入とDVD売り上げ収入

 

まずは、データを示します。

映画館の興行収入は、2,286億円。
DVDの売上は、4,002億円。
それぞれ統計年度が異なりますが、DVD売り上げが映画館の2倍ですね。

ただ、DVDをレンタルに限れば1,831億円ですので、
映画館とレンタルDVDとは拮抗しているとも言えます。

 

2017年映画館興行収入

 

2017年興行収入
日本映画製作者連盟
入場人員 1億7,483万人
興行収入 2,285億5,700万円
公開本数 1,187本
スクリーン数 3,525スクリーン
www.eiren.org/toukei/index.html

 

2016年レンタルDVD売り上げ

 

2016年DVD売り上げ
日本映像ソフト協会
4,002億円(レンタル1,831億、セル購入2,171億)
その他、有料動画配信市場は 1,256 億円
http://jva-net.or.jp/report/annual_2017_4-11.pdf

 

映画に触れる回数の比較

 

こうやってデータを比べますと、映画館興行収入とレンタル収入は同じ程度のようですね。
とはいっても、映画館入場料金とレンタル代金とでは、旧作で20倍程度、新作で5倍以上の差がありますので、映画に触れる回数からするとレンタルが圧倒的に多いと推測されます。

 

私が映画館に行くとき

 

私は今はレンタルDVD派です。

平日、仕事の後から映画館に行きますと、帰宅が9時~10時になります。
家族の夕食を作るのが役割ですので、映画館に行く日は事前にその旨を伝えておく必要があります。

また、次の日の早朝からの出勤を考えると、なかなか平日の鑑賞は気が重くなります。

せめて、自宅が映画館近くの都会にあると映画館は身近なのですが、地方住まいですので映画鑑賞は特別な「お出かけ」という感じです。

ですので、自然と土日に映画館となります。
幸い、地方住まいのせんか人気作でも早めの時間ならば、土日でもすいています。

大きなスクリーンと迫力ある音響設備の環境で映画を鑑賞できるのは、映画館ならではですね。
昔と異なり、座席が立派です。
座席自体が広い上、前席との間隔は広いですので、快適です。
なんといっても、家事に煩わされることなく2時間映画に没頭できるのがありがたいです。
同じ映画であっても、DVDと映画館とは別の映画体験のように思います。

ということは、DVD鑑賞も新たな映画体験とも言えますね。

 

2.レンタル店の棚からDVDを探す

 

「今日は何を借りようかな」とレンタル店の棚を行ったり来たりする時間は楽しいですね。

DVDの配架方法について

 

以前・・・・・
まだビデオテープが主流だったころは、映画内容のジャンルに分けてテープが配架されていたような記憶があります。
新作・準新作・旧作は区別せずに配架されていたように思いますが、これは定かではありません。

DVDになった現在も、この配架方法は大きくは変えていませんね。

アクションが観たければアクションコーナー(棚)へ、ラブロマンスが観たければラブロマンスコーナーへ行ってDVDを探せばよいので便利です。
各コーナーのDVDは、題名の五十音順になっています。
図書館で本を探すのと同じ要領です。

特別コーナー

 

でも、ここ数年はジャンルを混在させて、次のような特別コーナーを設けてDVDを集めた棚が増えてきたように感じます。

1.主役ごとに集めたコーナー

2.監督ごとに集めたコーナー

3.最近の人気順に集めたコーナー

4.ある季節が来るたびに出現するコーナー

5.映画の舞台となった地元コーナー

6.原作者あるいは脚本家ごとに集めたコーナー

7.例えば「泣きたいときに観たい映画」などの感情ごとに集めたコーナー

8.店長あるいは店員さんのお勧め映画コーナー

9.時代ごとの代表作を集めたコーナー

 

皆さんは、どのコーナーをご覧になるのがお好きですか?

私は、4と8と9です。

 

4.ある季節が来るたびに集めたコーナー

桜のころ、真夏、秋、クリスマスとジャケットを見るだけでも楽しいです。
春はどことなく胸騒ぎがし、夏は青春を思い浮かべ、秋は紅葉並木のデート、クリスマスは良いことが起こる予感がします。

(画像は、シネマトゥデイより)

 

8.店長あるいは店員さんお勧めの映画コーナー

順当な選択もあるのですが、何本かは「えっ、なぜこの映画が?」「タイトルすら知らない映画だなあ」と興味津々です。
映画を選んだ店員さんから話を聞いてみたいと思うことがあります。

 

9.時代ごとの代表作を集めたコーナー

自分が映画を観始めた時代のDVDが並んでいると特に懐かしいですね。
当時の思い出が映画と共に浮かんできます。
ジャケットのデザインもどことなく古びていて良いものです。
生まれる前や子どものころに流行っていた映画も気になります。

(画像は、Amazonより)

 

3.「図書館司書」と「レンタル店司画」という資格

 

ここでは、レンタルDVD店員の役割に触れてみたいと思います。

図書館司書

 

「図書館司書」という資格がありますね。
図書館で働くときに求められる資格です。
図書や雑誌や視聴覚資料の収集、収集資料情報のデータ化、貸出、整理、他の図書館との貸出連携作業が主な仕事です。

実は、「レファレンス」という業務が一番専門性があり難しい仕事です。
図書館利用者は、自力だけでは自分が求める本が分からなかったり、領域が異なりますが参考となる本の存在を知らないことが多いです。

そのような時に、図書館司書に相談すると、各種の参考図書を提示してくれます。
ということは、学問や時事問題に関する広く深い探求心と学習が図書館司書には求められます。

 

しかし、実際は日常業務に追われて、レファレンスに力と時間をかけることができていないのが現状です。
幸い、パソコンで検索すれば各種情報を入手できる時代になりましたので、レファレンスが行き届かなくとも困った事態にはなりません。
しかし、利用者誰もがITリテラシーを持っているわけではありません。
また、レファレンス業務の方の博学によって、求める資料に出会えることが可能となるケースがあります。
「図書館司書、特にレファレンスは専門職だ」と言えるよう、日々の研鑽に勤めて欲しいものです。

残念なことに、予算縮小のあおりを受けて、司書をおかない図書館が増えています。
また、専任職員の異動により図書館業務の継続性に難がある図書館も多いです。

 

レンタル店司画という資格を設けて欲しい

 

レンタルDVD店で一人で観たいDVDを探す時間は楽しいですね。

でも、どの映画が自分の好みに合うかが分からずに、あてどもなく店内の棚を探し回り、結局は何も借りずに店を出ることが時々あります。
事前にネットで調べていけばいいじゃないか、という声が聞こえそうですが、面倒なのです。
また、ネットの情報は映画の解説が多く、面白いかどうかをストレートに書いてないことが多いように感じています。

どの映画が私に合っているか分からない時に、自分の好きな映画名を店員さんに伝えて、DVDを推薦してもらうことがあります。

こういう時に、映画に詳しい方がいらっしゃるといいなあと思います。
更には、映画について立ち話が出来たらいいのにと思うこともあります。

図書館で言うところの「レファレンス」業務をなさっていただける方の存在が欲しいのです。
この意味で、図書館司書ならぬ「レンタル店司画」という資格を作ってほしいです。
名称は「映画情報士」でもいいです。

 

また、図書館で「読書会」が催されるように、DVDレンタル店でも「映画会」を開催してほしいと思います。
同好の士と絵好きな映画について語り合ってみたいです。